学内カンパニー

 

i-Web(アイ・ウェブ)

大学の研究室からはいろいろな実験機材や試作、治工具などの見積もり依頼書・注文書が出てきます。またそれに対応して見積もり書・受注書を出す企業がたくさんあります。i-webはWebにのせてその仲立ちをしようというものです。そのようなWeb上のマーケット(市場)があれば、発注先を探す手間が省けたり、企業にとっては新しいビジネスルートを作る機会に恵まれます。「楽天」などの全国的Webマーケットもありますが、岩手大と県下の企業による「顔の見える」市場で、あらたな魅力つくりに励んでいます。このことが地元企業の活性化につながることも期待しています。


i-Space Lab

当社は次期月探査機に搭載する観測機器として「月面天測望遠鏡(ILOM)」および「月レーザー測距用反射鏡(LLR)」を国立天文台などと共同開発しております.主な業務内容は,ILOMおよびLLRの
◎機構系の設計
◎試作機の設計・製作
◎機構系のトルク試験,熱真空試験
◎機構系の熱・構造・振動解析
などを行っています.ILOM研究会と称して,ほぼ毎月,定期的に国立天文台RISE月探査プロジェクトと研究会を開催し,進捗報告,各種情報交換,今後の課題および開発スケジュールなどについて活発な議論を繰り広げています.
また,当カンパニーでは,CFDシミュレーションに特化したグループも存在し,様々な企業からの流体解析業務依頼についても対応しております.

EARTHPIRE

当カンパニーでは分子線エピタキシー法(MBE)を用いて高品質薄膜の作製と物性評価を行なっています。当方の膜作製技術が世間の方々に認知されてきたこともあり、現在ではMgB2薄膜を中心とした硼化物材料等複数の依頼があり、要望のあった薄膜を作製/物性評価して提供しています。 MBE法は、超真空中で、結晶の構成元素をそれぞれ別々のルツボから蒸発させ、
分子線の形で蒸発させた基板上に蒸着し、エピタキシャル成長させる技術です。これは真空蒸着法の一種でありより高品質な薄膜の作製に適しています。
当カンパニーは分子線エピタキシー法を用いたエピタキシャル薄膜成長技術を中心とする受託成膜会社として受託成膜(成膜加工)、受託研究開発などを行う[ものづくりカンパニー]を目指しております。    

Anonas Lighting

 

anonas lighting

私たちは、発光ダイオード(LED)の生活照明以外の新しい用途の開拓を目指して、企画提案、設計、試作を行うカンパニーです。
近年、明るい白色LEDが市場に出回り始めていますが、従来の光源である白熱電球や蛍光灯では出来なかった応用が多く考えられ、今後市場が発展していくことが期待されます。
学外協力者と協力しながら、地域のニーズも拾い上げ、ユニークなLED機器を製作します。
特に着目しているのは、生体組織や氷雪の散乱光の利用や、光合成以外の農業分野への応用です。また、それらLED機器を適切に動作させるためのLED駆動回路なども開発しています。
学生社員は、講義で学んだ電子回路、光デバイス、マイコン、プログラミングなどの電子技術を、LEDを自在に点灯させることを通じて、実体験しながら習得することができます。

なお、社名にあるAnonasですが、方言では噂話をする時に「あのなっす」と前置きしてから話すことがあり、噂になるような会社になりたいという気持ちが込められています。

ECL

私たちECLは、全学部の学生で構成されたカンパニーです。ECLの活動目的は、高校生が進路を考える際のサポートと、大学1~2年生が今後の大学生活をより充実させるためのきっかけづくりです。 大学1~2年生には部活・サークル以外の先輩学生との繋がりを提供すると共に、どのようなことを考え、行動している先輩学生がいるのかを知ってもらう機会を提供します。本年度は、一般教養授業での出前講義、中学生とのキャリアカフェ、オープンキャンパスでの高校生を対象とした大学生活に関するトークカフェ、大学1・2年生と先輩学生とのトークカフェ等のイベントを実施予定です。私たちは、このようなイベントを通して高校生と大学1~2年生に"岩手大学について深く知ってもらうこと(Gunderstand)"を目指しています。興味のある学校関係者の方は是非当カンパニーFacebookまたはものづくりEF企業家支援室までお問い合わせください。

 

AirSeae(エアシー)

当カンパニーでは、商店街や屋外イベントでの広告利用を想定した小型飛行船の製作を行っています。風に弱いイメージが付き物の飛行船ですが、屋外でも問題なく飛行できるように、航空工学の発想を取り入れたハイブリッド飛行船の開発に取り組んでいます。飛行船を製作するだけでなく、実際に街で飛行船を飛ばすまでを一連のプロジェクトとして行うので、街の人達との交渉も行います。また、技術育成の場として、全日本学生室内飛行ロボットコンテストへも参加しています。以上の活動を通して、ものづくりの現場でリーダーとして活躍できる人材を育成します。

MR HyTec (旧社名 ライブラ)

当カンパニーは、将来の市場拡大が予想される燃料電池車などの水素や燃料電池の関連技術・産業に関するマーケティング(市場・技術動向)の調査と水素センサーデバイスの開発を主に行っております。
マーケティング調査においては、最新かつ機密的な情報にせまり、それらをニーズに合わせてドキュメント化して提供する予定です。 また、水素センサーデバイスのビジネス化においては山口明研究室で開発しているナノコンポジット材料を素子部として用い、信頼性が高く、かつ高性能なセンサーの開発を目指しています。素子部の作製を通して、デバイスプロセスについて学習することも目的としています。
こうした一連の研究成果は、国際水素・燃料電池展に出展し、関係者へお伝えしていきます。

                 

国際水素・燃料電池展の様子  

MMM(3D Measurement, Modeling and Digital Mockup)

我々MMM(エムキューブ)は,3次元データ計測,形状モデリング,デジタルモックアップ等のコンテ ンツ制作を柱とする学内カンパニーです.工学部電気電子・情報システム工学科の今野研究室<http://gmhost.lk.cis.iwate-u.ac.jp> の研究成果をベースにして,次のような活動を行っています.
①3次元計測装置を用いて計測した遺物(土器や石器)のレプリカを作成します.
②遺物のレプリカを3次元パズルとして再構成し.小中学校等の教材作成や,博物館などの展示用 の素材を提供します.レプリカには,実物と同様の彩色を施し、提供の際にはパッケージングを行う 予定です.
③協力企業との連携により,3次元計測による形状モデルをベースにした,さまざまなコンテンツを 作成します.
下の画像1は,計測した土器の3次元形状モデルです.また画像2は,作成した土器のレプリカ(左) と実物の土器(右)です.

土器の3次元形状モデル

土器のレプリカと実物の土器

ELEViX(エレヴィックス)

ELEViX(エレヴィックス)は「超小型モビリティ」で「街」づくりをしていく、"くる街プロジェクト"の提案していくたカンパニーです。岩手県立大学とも協力し、岩手大学では「超小型モビリティ」の開発を中心に、岩手県立大学では「街づくり」の提案を中心に活動を行っています。岩手大学では実際に車を設計するために株式会社モディー様(一関)の設計分室をコラボMIUに設置、そこでCADを使った設計を学生が行っています!また、「超小型モビリティ」を通して、県内の小中高生向けにモノづくりの楽しさを知ってもらうために組立・分解授業も行っていきます。この活動を通して自分のスキルを向上させ、次世代のものづくりストとなれる子供たちに経験を提供していきます。Facebookページ<https://www.facebook.com/elevix>にて日々の活動を更新していきますので是非ご覧になってください!

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de’coller

de'coller

私たちは、「鳥人間コンテスト」出場を目標に活動しています。

鳥人間コンテスト滑空機部門参加のため滑空機の設計と製作の両方を学部生が行っています。
初めにラジコン機を製作し、次に自分たちで設計した模型機体を作り、それを徐々にスケールアップさせていくことで、実際の滑空機を製作するという活動を行っています。
木材加工やFRP成形、構造設計など、通常の大学生活ではすることのできない体験や問題解決のため試行錯誤するなど、ものづくりの楽しさを肌で実感できる活動です。
社員は、工学部の1年生から3年生まで10人前後です。

飛行機に興味のある学生や学校関係者の方は、是非当カンパニーのHPやものづくりEF企業支援室までお問い合わせください。

 

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